浜松城@静岡県

静岡城巡り最後は浜松城にやってきました。

徳川家康が29歳から45歳まで17年間在城した城です。

徳川家康以降も、家康と繋がった譜代大名が在城して江戸時代に要職に出世したことから、出世城とも呼ばれています。

凄く縁起のいい城です!

場所は浜松駅から徒歩で20分ほど。

一体は浜松城公園として地元の方にも親しまれています。

今回は市役所側から入城しました。

天守閣と石垣が見えてきます。

見晴らしが良く遠くからでも天守閣が見えるので、まさに街のシンボルというイメージです。

遠くからでもハッキリとわかる石垣が素晴らしいです。

天守門が近づきます。
緩やかな丘のような場所なのに、天守閣に近づくと割と急な勾配になっている気がします。

下から見上げるようで、石垣が絶壁のように感じます。

立派な天守門。

天守門は明治6年に解体されましたが、平成26年に復元されました。

角の算木積みもハッキリ見て取れます。荒々しい石垣と木造。

立派な天守台です。

不揃いな大きさの石垣が積み重なる野面積み。

不安定そうに見えるのですが、400年経過した現代でもしっかりと形を保っているのが凄いですね。

天守閣は1959年に再建された復興天守となりますが、実際は天守台の大きさからすると現在の1.5倍の天守閣だったと考えられています。

確かによく見ると天守台の大きさと、天守閣の大きさが合っていないですね。

昨年改修が終わったばかりのようで、装飾も凄く綺麗です。

黒×白×金の天守閣と青空のコントラストが映えます。

内部は展示品や売店などがあります。

三重三階の最上階の天井は、金色で豪華です。

最上階では外に出ることができ、浜松市を一望できます。

何となく浜松市の街並みに溶け込んでいる感じがして、まさにシンボルといった印象でした。

全体的に石垣の遺構は素晴らしいです。

ちょうど大河ドラマ「どうする家康」が放送されているので、大河ドラマ館が麓で行われていました。

市役所脇の下の広場から見るショットだと天守門も映って良い感じです。

大河ドラマの舞台になっていることもありますが、浜松市はしっかりと浜松城と徳川家康をPRしていて好印象です。

以前からそう思っていました。

やはり街の歴史は自治体の力の入れようによって、見る人々の印象を大きく変えます。

歴史好き、城好きとしては凄く魅力的な市でした。

城×食事

うな炭亭

創業70年近い老舗の鰻屋。

やはり浜松といえば鰻!

ほんのりパリッと香ばしく、中はふっくら。タレは創業以来の継ぎ足しで絶品!