【新潟県】高田城(再訪)

CASTLE DATA FILE.29
登城日:2026年2月8日
交通手段:JR信越本線・高田駅から徒歩20分
ステータス:続日本100名城・県指定史跡
ジャンル:輪郭式 平城
遺構:土塁・堀
復元建築:三重櫓
スタンプ:2023年12月30日に押印済み
御城印:2023年12月30日に購入済み
前回訪問:2023年12月30日

春を待つ桜の名所。土造の城は雪の城へと変化

信州の旅を終えて、最後に新潟県の高田城に寄って帰るスケジュール。
2023年12月にも訪問しましたが、続日本100名城のスタンプを押し忘れたので、信州の旅の終わりに寄りました。

高田城は新潟県上越市にある土造りの近世城郭で、徳川家康の6男 松平忠輝によって築かれた城。
高田城は仙台藩伊達家、米沢藩上杉家、加賀藩前田家など、外様大名13家による天下普請で築かれた城です。1613年に着工。わずか4ヶ月で完成させた城でした。
普請総裁は仙台藩主 伊達政宗。
伊達政宗の娘 五郎八姫は松平忠輝に嫁いだので、義理の息子という関係でした。

雪の高田城も風情があって素敵だろうと考えていたのですが、訪城した日は災害級の大雪予報。
在来線は運休している中、車を借りていたので高田城に向かいました。

まずは春日山城の麓にある上越市埋蔵文化センターに行きましたが、想像以上の雪!

埋蔵文化センターから高田城に向かいましたが、白線も何も見えない状態で危険でした。

高田城の無料駐車場に着いたものの、除雪が間に合っておらず入ることができず。
上越市立歴史博物館の方に行くと、なんとか車を停めることができました。
雪が多すぎて公園内の道も雪に埋もれています。

唯一、城郭西側からの道が除雪されていました。

高田城のシンボルとなる三重櫓。大雪の三重櫓もカッコいい。

土塁は雪で真っ白。雪国らしさを感じます。

本丸に向かう道。水堀に架かる橋なのですが、雪が深すぎて水堀は見えません。
しかも、吹雪のためかなり視界不良。

震える手で懸命に一眼レフのシャッターを押し続けました。しかもスニーカーという、雪国らしからぬ格好。

白と黒のコントラストが美しい。
元々高い土塁で形成している高田城ですが、この日ばかりは土造りの城ではなく、雪の城です。

こんな災害級の大雪でも、スタッフさんが一生懸命 雪かきをしています。
本当に頭が下がります。

雪かきが終わるまで、管理棟の休憩所で待機。
管理棟で続日本100名城のスタンプを無事に押すことができました。

スタッフさんが雪かきしてくれた階段を有難く登って三重櫓の内部に入ります。
当然ながら、こんな大雪で在来線も運休している状態なので、ワタクシ以外は誰もいません。

三重櫓は明治3年に火災により焼失してしまいます。現在の三重櫓は1993年に歴史調査と絵図を元に復元されました。

垂木の小口は白に塗装され、黒色の部材に映えます。
出窓になっており、切妻の破風が城としての風格を醸し出しています。

三階櫓の内部は展示室となっており、高田城と高田藩について学ぶことができます。
展示されている模型。三重櫓は本丸の南西隅に位置しています。

三重櫓から見た本丸御殿方面。
現在、本丸御殿の場所は上越教育大学附属中学校になっています。

約200m四方の本丸跡の中央部には、本丸御殿がありました。
明治3年に三重櫓と共に焼失してしまいました。

本来は復元された極楽橋から入城したかったのですが、雪で埋もれていたので三重櫓から極楽橋を撮りました。

極楽橋の先には近世城郭らしい枡形虎口となっていますが、土造りの枡形虎口なので他では類を見ない独特な風貌です。

枡形を形成していた土塁は破壊されており、一部が残るのみとなっています。

枡形虎口に建造されていた本城御門の模型。

現在、上越市では枡形虎口の復元の可能性について業務委託で調査しており、資料の提供も呼びかけています。
もし、復元が実現すれば注目度が高い城になるのは間違いありません。
ワタクシも土造りの近世型 枡形虎口を見てみたいです。

現状では堀幅40~50m、土塁は高さ10m前後で総長約1000mとされています。
丸を囲む水堀は健在ですが、雪で真っ白な状態です。

鉄筋コンクリートで復元された三重櫓ですが最上階だけは、木造の在来工法で復元されています。

今回はイレギュラーで雪が多すぎて、歩くことが難しかった為、ここで切り上げました。
高田城は桜の名所となっており、日本三大夜桜で有名です。
一面真っ白な高田城は、2ヶ月もすれば今度は桜色に染まります。

色々な顔を持つ高田城の一面を見ることができました。また、いつか桜の季節に訪れたいと思います。

上越に来たらマスト!食堂ミサの「味噌ラーメン」

上越地方に来たら、食堂ミサで味噌ラーメンを食べるのがルーティーン。
上越では超有名店!寒い身体を温めてくれます。
お腹を満たし、新幹線で東京に帰る予定でしたが、トラブル発生!

大雪により除雪が間に合っておらず、坂道を登ることができず立ち往生する事件が発生!

完全に埋もれてしまいました。

一応、雪国出身のワタクシ。1時間スコップで雪かきをして、地元の方に助けてもらいつつ脱出成功。おそらく一生忘れることのない旅となりました。