白浜城
白浜城は房総半島で勢力を拡大した、戦国大名・安房里見氏の始まりといわれる山城。1454年の「享徳の乱」により、事実上は上杉氏の領地であった白浜を奪還するため、里見氏がこの地へ送り込まれた。
城跡へは登山道を登って向かいます。登山道の途中にも、曲輪(くるわ)や岩盤の切り通しなど、当時の面影を感じる見どころが満載で、標高約140mの山頂から見る太平洋は歴史ロマンを感じる絶景。
Contents
白浜城の見どころ
■登城路に現れる岩盤の切通は、間違いなく見るものを圧倒します。
■白浜城には第一展望台と第二展望台があり、第二展望台からは房総半島の最端部と美しい太平洋を見ることができる
御城印
■道の駅 とみうら 枇杷倶楽部(地図)
販売時間:9時~17時 定休日:不定休
■道の駅 三芳村鄙の里(地図)
販売時間:9時15分~18時 定休日:無休

白浜城 周辺の天気
| 城郭構造 | 山城 |
|---|---|
| 天守構造 | なし |
| 築城主 | 安房里見氏 |
| 築城年 | 不明 |
| 主な改修者 | 不明 |
| 主な城主 | 里見義実 |
| 廃城年 | 不明 |
| 遺構 | 曲輪、堀切 |
| 指定文化財 | 房総市指定史跡 |
写真で見る白浜城
レポート
白浜城とは
白浜は、中世東国の太平洋海運にとって極めて重要な地でした。里見氏が安房に来る前から、安房支配にかかわった関東管領上杉氏が、太平洋の海上交通を押さえる拠点にしていました。そのため、鎌倉公方足利氏と関東管領上杉氏が対立した享徳の乱において、安房地方を上杉氏から奪うために公方派から送り込まれたのが、房総里見氏初代の里見義実です。そして、義実が最初に拠った城が白浜城だと考えられています。その後、稲村城が安房支配の拠点となってからも、隠居した里見義通が白浜城に入り、稲村城の義豊を支える重要な役割をもったようです。
中世以前の白浜城直下の海岸線は現在よりかなり山側にあり、特に青木観音堂あたりは大きな入り江になっていたようです。そのことからも白浜が房総沖の太平洋海運の拠点の湊であり、白浜城は広大な城域をもつ重要な湊城だったと考えられます。
歴史的に不明な点が多い城ですが、登山道入り口にある青木観音堂には里見義豊の関係者が奉納したとされる賓頭蘆尊者(びんずるそんじゃ)坐像があり、周辺には、里見成義像があり、成義の墓があったと伝わる福寿院、里見杢入道(さとみもくにゅうどう)の墓がある満願寺、里見義実(義堯)の娘が創建したといわれる種林寺の跡、さらに、里見義実が開いたとされる杖珠院が点在しています。ここ杖珠院には、義実・成義・義通・義豊の木像、義実の供養塔、義孝の短冊、義実創建の銘文がある文政7(1824)年の半鐘などがあります。このように城下には里見に関するものが数多く残っています。
また、義豊が滅びて、庶流の里見義堯が実権を握ってからも、白浜には里見氏嫡流が住み続けていたと考えられています。今も白浜城跡周辺には、里見義通の兄である里見義富の子孫という里見氏や、前期里見氏の重臣だった木曽氏の子孫と考えられる人々が住んでいます。
安房文化遺産フォーラムより引用
構造
白浜城跡は、房総半島の南端にある野島崎の北約700m、標高140mの山頂を中心に東西1km、南北400m以上にわたる、太平洋側に面した城郭跡の中では最大規模を誇る山城。
謎が多い城で白浜城一帯は地元の人たちに畑として利用されていました。
城内の平場は曲輪なのか畑の跡なのかを識別するが難しく、また第二次世界大戦時には日本軍が軍事施設として改変したことで、ハッキリと遺構とは認識はできない。
現在、第一展望台と第二展望台が設置されており、展望台からは東京湾を一望することができる。
MEMO
近くには駐車場がないので注意が必要です!城に向かうための看板が全く無いので、青木観音堂をマップで目指せば登城口に到着することができます。
標高は低い山ですが、険しい道もあるので動きやすい靴をおススメします!
マップ
アクセス
■観音堂側登城口
JR内房線・館山駅からJRバス関東「安房白浜行」に乗り「青木」バス停下車、徒歩10分
■櫓口側登城口
JR内房線・館山駅からJRバス関東「安房白浜行」に乗り「野島埼灯台口」バス停下車、徒歩6分
■富津館山道路・富浦ICから30分
白浜城 周辺スポット
道の駅 とみうら

房総の地魚や、地物のとれたて野菜が揃うおさかな市場。飲食店も揃っており、浜焼きや寿司などが食べ放題の「浜焼き屋」はおススメ!
安房国一之宮 安房神社

2670年以上の歴史を持ち、商売繁盛・学業向上などを願う人々が関東各地から多く訪れています。主祭神は伊勢神宮に祀られていることもあり、神社の本殿は同じ建築様式である神明造り。
樹齢約500年を数えるご神木、県の史跡として指定されている海食洞窟遺跡などがあります。
野島埼灯台

野島埼灯台は、千葉県房総半島の最南端の岬に立つ、八角形の美しい灯台です。この灯台は、開国の歴史を飾る慶応2年にアメリカ、イギリス、フランス、オランダの四ヶ国と結んだ 「江戸条約」によって建設を約束された八つの灯台の一つになります。
白浜城 周辺宿泊施設
























