【兵庫県】明石城

CASTLE DATA FILE.09
登城日:2023年9月23日
交通手段:JR神戸線・明石駅から徒歩約5分
ステータス:日本100名城・国指定史跡
ジャンル:連郭梯郭複合式 平山城
遺構:櫓(2基)・石垣・堀・移築門
スタンプ:明石公園サービスセンターで押印
御城印:明石公園サービスセンター受付窓口で購入
全国に残る現存の三重櫓は12基のみ。2基が明石城に鎮座!
関西方面城巡り2日目。
昨日の姫路城に続き、本日は明石城からスタート。
西明石駅近くのホテルに宿泊したので、朝一にJR山陽線に乗って隣の明石駅に向かいます。明石駅の目の前が城郭という、アクセス抜群の城です。
明石城は日本100名城に登録されていて、現存の櫓が二基残っている貴重な城。
徳川二代将軍秀忠の名によって築城。初代藩主は小笠原忠真。
1632年11月-1633年4月は幕府直轄地となり本多忠義、政勝が治める
二代目は松平庸直。以後主に松平家が城主を務めました。
今は明石城公園となって、綺麗に整備されています。

事前に調べていて、ベストスポットの一つが、明石駅のホームと分っておりました。
明石城は実に横幅が広く、その両端に現存櫓が残っているので、少し離れている駅だと両方の櫓が綺麗に写ります。
高さもちょうど良き!

明石駅の改札を抜けると目の前に堀があります。
そして、正面の入り口から明石公園に入っていきます。
先には佐田ノ門と能ノ門の枡形になっていて強固な作りになっていたと思われます。
東西800m、南北900m。東京ドーム15個分の大城郭でした。

入ってすぐに明石城の歴史が書いた看板があります。
江戸幕府が西国の牽制のために建てたお城として有名です。
看板の近くにある明石公園サービスセンターの受付で御城印と日本100名城スタンプは押印できます。

右側が巽櫓、左側が坤櫓。
石垣が二段になっていて、近くで見るとより一層迫力が伝わります。

坤櫓

巽櫓

巽櫓側から階段を上がると、二ノ丸と東ノ丸跡の石垣が見えます。

手前側がニノ丸と東ノ丸の石垣。奥には本丸石垣。当然二基の櫓も見えます。
総長300m、高さ10m以上の迫力ある石垣を見ることができます。
ここは撮影するには結構いいポジションです。

草が生い茂っていますが、櫓下まで近寄れます。

巽櫓下の石垣。
隅石は算木積みで、下は野面積っぽいけど打込接っぽいような。
もっと石垣の勉強が必要です。

階段を上がりきると巽櫓が綺麗に見えてます。
高さもあって立派な石垣の上に乗っているのが分かります。

桁行五間9.03m、梁間四間7.88m、高さ七間12.5m。重量は約240トン。
阪神淡路大震災の際に、明石城は石垣が破損し、修復のため櫓は曳屋によって一時的にこの位置から移動しました。
お城の大移動は凄いですね。この同じ曳屋で現在弘前城も修復のため移動しています。

上は展望スペースになっていて、景色を見晴らすことができます。
巽櫓の背景には淡路島と海が見えます。

反対側には坤櫓。街も一望できて清々しい。

現存する三重櫓は意外と少なく、全国で12基のみ。
その内、2つはこの明石城の二基の櫓です。

本丸跡地。
現在は広場となっているので、市民の皆さんの憩いの場です。こんな場所で花見なんかできたら素晴らしいですね。

天守台と坤櫓。
天守台の写真を撮り忘れたのですが、熊本城と同規模で、五重の天守を建設可能なほど大きな天守台です。
明石城には天守を造る計画はありましたが、結局作られることはありませんでした。
理由は明らかになっていないそうです。
中津城を移築する予定があった。もしくは天下泰平の世が来たからなど色々とあるようです。
できなかった理由は分かりませんが、天守がなくても迫力あるこの城に、もし天守があったら。しかも五重ほどの巨大な天守があったらと考えるだけでワクワクしてしまいます。

何気にこのショットが好きです。
高層マンションと坤櫓。
現代を象徴する建築物と、歴史的建造物のコラボレーションは絵になります。

下から見た坤櫓。
桁行六間(10.94m)、梁間五間(9.15m)、高さ七間二尺九寸(13.28m)、重量は340トン。
先程の巽櫓よりひと回り大きくなっています。
伏見城から移築したと言われていて、内部には伏見城の部材と思われる木目のそろった松材が多く使われているそうです。
期間が限られていますが、内部も見れる時があるそうです。
この日は偶然見れる日だったのですが、10時からということで、次の移動に間に合わなくなるので内部の観覧は諦めるしかありませんでした。

最下段から見た坤櫓。
2段になった高石垣は迫力があります。

最後に広場から一枚取り、正門近くの観光センターにて御城印を購入して再び駅に向かいました。
近くには姫路城があるので、観光地として陰がやや薄めな印象かもしれませんが、すごく魅力的な城でした。
この二基の櫓が現存しているだけでも素晴らしいのですが、何より圧巻なのは石垣でした。
もっとゆっくり見るべきだったなとブログを書きながら少し後悔。
現在は野球場やイベントができる広場などがあり、この日もイベントがあるようで出店が多く用意されてました。そんな街に溶け込んだ城という印象です。

前日に宿泊した西明石駅近くの明石玉子焼・乱
上品な出汁に浸して食べる明石焼。ふっくらでプルプルで熱々!おでんも美味しかった!










