茅ヶ崎城
茅ヶ崎城の築城年代や築城者については定かではありませんが、小机城の支城として太田道灌に攻め落とされたと考えられます。その後、扇谷上杉氏の南下に備えるため、1521年(大永元年)頃に北条氏により改修された。
横浜市都筑区茅ヶ崎東にある丘城です。港北ニュータウン開発の中で発掘調査され、室町時代後半と戦国時代前半の2期にわたって造られたことが分かりました。城は6つの郭(くるわ)と複数の平場で構成されます。地域には平安時代の武士・多田山城守行綱の伝説があります。解明されていないことが多いので謎多き城。
Contents
茅ヶ崎城の見どころ
■開発によりニュータウンに埋もれた城だが、土塁などの空堀や曲輪がよく残っている。
■土橋の跡が斬新な形で住宅地の中に眠っているので、探してみてください。
御城印
横浜市歴史博物館
開館時間:9時~17時
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
茅ヶ崎城 周辺の天気
| 城郭構造 | 丘城 |
|---|---|
| 天守構造 | なし |
| 築城主 | 後北条氏か |
| 築城年 | 15世紀後半頃? |
| 主な城主 | 座間氏? |
| 廃城年 | 1590年(天正18年)頃? |
| 遺構 | 空堀、堀切、土塁、郭、土橋、虎口 |
| 指定文化財 | 横浜市指定史跡 |
写真で見る茅ヶ崎城
レポート
歴史
茅ヶ崎城は治安年間(1021年~1023年)に多田行綱による築城とする言い伝えもあるが、正確な築城年代は分かっていない。
発掘調査結果からは、15世紀後半に築城され、16世紀前半に改修があったと推定されている。
現在は、おそらく後北条氏による築城だろうと考えられているが、出土遺物は扇谷上杉氏に関わりがあると見られる、器の底に渦巻き紋を入れた「ウズマキかわらけ」などが中心で、後北条の時代の遺物は発見されていない。
「小田原衆所領役帳」によれば、茅ヶ崎一帯は小机衆の一員である座間氏の所領だったことから、茅ヶ崎城は小机城の支城で、座間氏が城代もしくは城番を勤めていたものと思われる。
1590年(天正18年)の後北条氏滅亡とともに廃城となった。
遺構
1970年代に開発が始まった港北ニュータウン地域にあった268箇所の遺跡群(港北ニュータウン遺跡群)に含まれるが、開発当初から緑地化が検討されており、造成による破壊を免れた。
周辺は宅地化されているものの比較的よく遺構が残っており、曲輪(郭)、土塁、空堀、櫓台の跡がはっきりと確認できる。
また小堀切を含む一部の郭には立入りが出来ない。
以前はただの雑木林だったが、1990年(平成2年)から1998年(平成10年)にかけて横浜市ふるさと歴史財団が発掘調査し、2005年(平成17年)より横浜市が茅ヶ崎城址公園として整備を進め、2008年(平成20年)6月28日に一部公開した。
2009年(平成21年)11月2日、横浜市指定文化財(史跡)となった。
MEMO
完全に開発されてニュータウンになっており、ひっそりと住宅地の中に城跡があります。しかし遺構は残っており、城内の説明板も多くて良心的。
アクセスが良いのもポイント。御城印は少し離れた横浜市歴史博物館で販売しています。
マップ
アクセス
■横浜市営地下鉄センター南駅より徒歩10分
茅ヶ崎城 周辺スポット
ららぽーと横浜

神奈川県有数の大型商業施設「ららぽーと横浜」は、大型食販店からTOHOシネマズまで、幅広いショップを有している。土日祭日は大変混み合うので公共交通機関が便利。JR鴨居駅より徒歩10分。シャトルバスも有り。
横浜市歴史博物館

横浜市都筑区にある博物館。横浜の歴史について知ることができ、常設展では開港期までの横浜を中心とした資料を収集・保管・展示している。博物館の外には、歴博通り沿いに、大塚・歳勝土遺跡公園などがあり、歴史的な住居を見ることもできる。
茅ヶ崎城 周辺宿泊施設
























