岡城【日本100名城】
文治元年 1185年、郷土の武将「緒方三郎惟栄(これよし)」が源義経を迎え入れるために築城したと伝えられており、その後文禄3年 1594年 中川公の入封によって岡藩の城となったと言われています。
現在残されている城郭は、初代藩主中川秀成によって築城されたもので、本丸、二の丸、三の丸、西の丸などの主な曲輪から成っています。
城内にはたくさんの桜の木があり、その美しさから『日本さくら名所100選』にも選定されています。
Contents
岡城の見どころ

標高325m東京ドーム22個分の広大な軍事要塞は、岩盤の上に聳え立つ壮大な石垣が最大の魅力。崖にそそり立つように高さ10mオーバーの石垣が続きます。
城内には独特な積み方の石垣を見ることができ、アーチ型の形状など、石垣の技術と規模は日本屈指の「石垣の名城」です。
登城口から大手門まで続く、天端を丸く加工したカマボコ石は唯一無二の芸術です。

九州平定を目指す島津氏は、大友氏の勢力下である府内にまで破竹の勢いで迫りました。
そして、岡城を中心に1586年の豊薩戦争が勃発。
島津氏の大軍が岡城を攻撃するが、わずか18歳の岡城主志賀親次は島津軍を撃退。島津軍は3度にわたって攻撃を行なったが、親次がこれをことごとく撃破したため、「難攻不落の城」として岡城の名を天下に轟かせました。
名城スタンプと御城印
■日本100名城スタンプ
・岡城 観覧料徴収所(総役所跡)
時間 9:00〜17:00
■御城印販売
・岡城 観覧料徴収所(総役所跡)
時間 9:00〜17:00




岡城 周辺の天気
| 別名 | 臥牛城、豊後竹田城 |
|---|---|
| 城郭構造 | 梯郭式山城 |
| 天守構造 | 複合連結型層塔型3重4階(1596年築、1774年再・非現存) |
| 築城主 | 緒方惟栄 |
| 築城年 | 文治元年(1185年) |
| 主な改修者 | 志賀貞朝、中川秀成 |
| 主な城主 | 志賀氏、中川氏 |
| 廃城年 | 明治4年(1871年) |
| 遺構 | 石垣 |
| 指定文化財 | 国の史跡 |
写真で見る岡城
登城レポート
岡城の歴史
岡城の築かれた天神山は標高325メートル、比高95メートル、城域は、東西2500メートル、南北362メートル、総面積は23万4千平方メートルに及んだ。
伝承では、文治元年(1185年)に緒方惟義が源頼朝に追われた源義経を迎えるために築城したことが始まりであるという。その山城は、南北朝時代の建武元年(1334年)に後醍醐天皇の指示を受けた大友氏一族の志賀貞朝によって拡張され、岡城と名付けられたとされている。一方、『豊後国志』によると、志賀氏が直入郡に入ったのは応安2年(1369年)以降のことで、同郡内でも岡城に入る前には木牟礼城(騎牟礼城)を居城としていたという。
天正14年(1586年)、先に耳川の戦いで敗れ衰退した大友氏を下すべく、薩摩の島津氏が豊後府内に迫る快進撃を見せていた中、岡城のみは志賀親次の指揮のもと再三にわたり島津軍を撃退し(豊薩合戦)、親次はその功績から豊臣秀吉より天正15年正月3日付けの褒状を受けている。
豊臣秀吉の時代の文禄2年(1593年)文禄の役で大友吉統が秀吉から鳳山撤退を責められ所領を没収されると、大友氏重臣の親次も岡城を去ることとなった。翌、文禄3年(1594年)播磨国三木から中川秀成が移封され、入城後に3年がかりで大規模な修築を施した。
この修築では、縄張設計に石田鶴右衛門、三宅六郎兵衛、石垣普請に山岸金右衛門などが携わり、志賀氏時代の城域の西側天神山に本丸・二の丸・三の丸御殿・櫓を造営し、城の西側を拡張、重臣屋敷群を設けた。本丸に御三階櫓を設け、城門は志賀氏時代の大手口であった下原門に加えて近戸門を開き大手門を東向きの下原門から現在見られる西向きの位置に改め、3口とした。また、城下町は志賀氏時代の挟田に加えて西方に竹田町が整備された。
豊後竹田7万石の中川氏は、関ケ原で東軍に属したため所領を安堵。岡藩(竹田藩)2代久盛の代には清水門が整備され、3代久清の時に西側の重臣団屋敷を接収して西の丸を築き御殿を造営している。岩盤の台地の上に築かれたため、台風や地震、火事などの被害を多く受け、特に8代中川久貞の明和8年(1771年)には本丸、西ノ丸、御廟など城の大半を焼く大火が起きている。
明治維新後、廃城令によって廃城とされ、明治4年(1871年)から翌年にかけて城内の建造物は全て破却され、現在残っているのは高く積み上げられた石垣のみである。なお、昭和62年(1987年)には築城800年祭の記念行事として20日間限定で模擬天守と大手門が復元された。
昭和11年(1936年)12月16日、「岡城址」として国の史跡に指定され、平成18年(2006年)4月6日、日本100名城(95番)に選定された。平成2年(1990年)には、「岡城公園」として日本さくら名所100選に選定された。
マップ
アクセス
■公共交通機関
・JR豊肥本線「豊後竹田駅」徒歩25分
・JR豊肥本線 豊後竹田駅から「緒方・三重方面行」バスに乗り5分
「岡城入口」バス停下車、徒歩15分
■車・バイク
・大分自動車道「大分光吉IC」から60分
・九州自動車道「熊本IC」から90分
■駐車場
・無料(120台)
岡城 周辺スポット
白水の滝(しらみず)

名前の由来に「幾筋もの糸のような滝となって流れ落ちて、その滝水が白く見えることから」と「99本の滝筋があり、100に1つ足りなかったので、百から一の横棒を抜いて白水の滝とした」との二つの説があります。
かつて岡藩藩主の中川氏が、この滝を眺めるための御茶屋が設け、多くの文化人が詩を詠み、讃えたと言われる名瀑です。
国の登録記念物に登録されています。
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キリシタン洞窟礼拝堂

殿町武家屋敷通りから南側に入った赤松谷にある阿蘇溶結凝灰岩の岩壁に広さ6畳ほどの洞窟が掘られています。洞窟内部はドーム型の天井で、奥壁には祭壇状の彫り込みがあり、表面には漆喰様の土が塗られています。
戦国時代末期の岡城主志賀親次は熱心な切支丹であったため、弾圧が厳しかった江戸時代でも竹田には1万5000人もの信者がいたといわれています。昭和33年3月25日、大分県指定史跡に指定されています。
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観音寺 ・十六羅漢

元和4年に藩主中川公が、祈念所として建立した観音寺へ続く参道を登る途中、右側に積まれた自然石の上に石造十六羅漢は並んでいます。この十六羅漢は、仏法を大切に守ることを誓った16人の仏弟子を指すと言われています。
点在する羅漢像はそれぞれに表情が違い、ひとつひとつ見比べてみるのも楽しみの一つです。
石段を登りきった上に「恋愛成就」として有名な愛染堂があります。
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大分県の城を攻める
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